Windows環境にvenvを使ってPythonの仮想環境構築方法について紹介します。
はじめに
Pythonで仮想環境といえば標準モジュールの「venv」が有名です。
この記事では、Windowsで
「venvを使った仮想環境の作成、有効化/無効化の方法」
についてまとました。
バージョン情報
Widows10
Python3.3以降
venvとは
Pythonでプログラムを作成する際は「仮想環境」を作成した上で
作業することが勧められています。
Pythonで仮想環境を作成する方法は比較的簡単で、Python3.3以降では標準モジュールの
「venv」で仮想環境が作成できます。
仮想環境の作成
開発対象のプロジェクトフォルダ(system-project)を作成し、
system-project
開発対象のプロジェクトフォルダ(system-project)を作成し、
system-projectフォルダに移動して、次のコマンドを実行して仮想環境を作成します。
に移動して、次のコマンドを実行して仮想環境を作成します。
python -m venv 仮想環境名

このコマンドを実行することで、仮想環境(.venv)が作られます。
仮想環境名は、.venv 以外でも好きな名前をつけても大丈夫です。




仮想環境を作っただけでは機能しません。
・仮想環境に入るときはactivate(有効化)
・仮想環境から出るときはdeactivate(無効化)
という作業が必要になります。
仮想環境の有効化
作った仮想環境で開発を始めるには、仮想環境のactivate(有効化)をする必要があります。
以下のコマンドで仮想環境の有効化を行います。
.venv\Scripts\activate




仮想環境になると、先頭に仮想環境名が表示されます。
仮想環境の無効化
次は仮想環境を無効化してみましょう。
仮想環境を無効化するためには、以下のコマンドを実行します。
deactivate




仮想環境から出ると、先頭にあった仮想環境の名前が表示されなくなります。
まとめ
この記事では、venvでPythonの仮想環境を作成をする方法について説明しました。
venvを使うことで簡単に仮想環境が構築できました。
これからPythonを使う上では必須になりそうですね。




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