docker-composeのインストール方法について紹介します。
はじめに
Docker Composeは、Dockerを使っていく中でとても役立つツールです。
複数のDockerコンテナを操作する必要がある場合、Docker Composeを使うことで作業の負担が大幅に軽減されます。
この記事では、
「Docker Composeの概要とインスト―ル方法」
を紹介します。
バージョン情報
Widows10
WSL2(Ubuntu-20.04_LTS)
Docker
WSL、Ubuntu-20.04のインストールを行っていない方は以下の記事を参考にしてください。
Dockerのインストールを行っていない方は以下の記事を参考にしてください。
Docker Composeとは
Docker Composeとは、複数のコンテナを操作するためのツールです。
Docker Composeを使う場合、定義ファイルに各コンテナの設定をあらかじめ定義しておき、docker-composeコマンドを実行することによって定義した内容に従い複数コンテナを一括で起動することができます。
Docker Composeのインストール
最新のDocker Composeのバージョンを以下の公式リポジトリで確認します。
今回は、v2.17.1をインストールしてみたいと思います。(執筆時に最新のバージョンです。)
パッケージリストを更新します。
コマンド:「sudo apt-get update」
Docker Composeをインストールします。
今回は、「v2.17.1」バージョンをインストールします。
異なるバージョンをインストール場合は、以下のコマンドの「v2.17.1」の部分を変更して実行してください。
コマンド:
sudo curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/v2.17.1/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/local/bin/docker-compose
実行権限を付与します。
コマンド:「sudo chmod +x /usr/local/bin/docker-compose」
最後に、インストール確認のためにバージョンを確認します。
コマンド:「docker-compose -v」
インストールした「v2.17.1」が表示されます。
まとめ
Docker Composeとは、複数のコンテナを操作するためのツールです。
定義ファイルに各コンテナの定義をしておけば、複数のコンテナを一度に実行することができ、とても便利です。
Docker Composeのインストールはとても簡単なので、ぜひインストールしてみてください。
コメント